門脈シャントの手術

検査の記事を長々と読んでくださった方、ありがとうございます。

ようやく・・・五右衛門の門脈シャントの手術の記事です。

昨日(手術当日)のお話です。


検査の日と同じく隣県のなりた犬猫病院に到着~
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診察のあと五右衛門はお預け・・・後ろ髪を引かれる思いですが、本人は案外陽気♪
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CT検査から5日しか経っていないのに、また全身麻酔ということに不安がないわけではありません。

しかし先生のお話では、五右衛門の場合は肝臓がしっかりしているため大丈夫のはず。

肝臓にダメージが出始めたら・・門脈が細くなったら・・その方がずっと恐いそうです。


状態が進んでしまった子は、一度に閉じるのではなく徐々に締まるリング型の器具を使ったり

何度かに分けて縛ったり。それでも肝臓のダメージが大きくうまく働かない場合には門脈内の

血圧が上がってしまう場合もあるんだそうです。

そうすると行き場を求めて、また別のシャントが形成されてしまいます。



何より早期発見が大切。

もしも肝内や多発性など、手術できないタイプのシャントでも食事に気をつければ長生きできます。

でも、知らなかったら病気をひどくしてしまい合併症も起き、寿命を短くしてしまうかもしれません。

だからたとえ何も出来ないかも・・・と思っても、知ることって大切です。



ところでこのシャントって、ママのお腹にいる胎児の時にはみんな普通にあるんだそうです。

ママから栄養をもらっているため、肝臓は使わないらしいんですよ。

産まれたらシャントを閉じて、自分の肝臓を使うようになります。

これがうまく閉じれなかった例がこの五右衛門だそうです。

まったく知らなかったわ・・・



今日の五右衛門の手術、術式は「 左胃静脈-後大静脈シャント 完全結紮手術」です。


泣く泣く異議を申し立てしない旨の同意書なども書いて、手術は午後1時からの予定です。

手術が終わったら電話を入れてくれるそうですが、面会できるのは午後の診察が始まる午後5時から。


ドキドキしながら、デニーズで待つこと数時間。。。電話で手術の成功を聞きました
やはり一度で縛れたということで、本当によかった~

きのこのサラダにアボカドハンバーグに紅茶にジュース、コーヒー5杯、パンケーキまで。あ~あ・・・
食べれないかと思ったけど、逆に落ち着かずどんどん食べちゃった。五右衛門ごめんね

ごえも~ん!久しぶり~思ったより元気そう。周りのケージにもわんちゃんがいっぱいでした。
ケージの床には、ちゃんとタオルが敷かれています。点滴などは無いです。
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最初は静かでおりこうさんだったのに、私が帰ろうとしたらぴーぴー言いました。

少しバタバタしてるし・・・うう、連れて帰りたい。もしくはここに泊めてください~


今回の手術でこんな風になりました、といって見せられたものです。(↓この写真はポチで少し大きくなります)
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こっこれは・・・こうまで歴然と差がわかるとは!

胃と腸からきている血管は向こうから流れてくるので、造影剤は入っていかないみたいで書き足しました。

(私はエグイ開腹写真もいただいておりますので、それと照らし合わせてみました)

手術前の写真では、確かにバイパスして上の後大静脈とつながってます。

細いと言われていたのに、思ったよりもシャントが太くてビックリしました。

(そして先生から聞いたとおり、確かにシャントが折れ曲がっています)

でも手術後は後大静脈への道が閉じて、肝臓内に血液が行き渡っていますね~

こうして見ると、肝臓にも行っていると言っても、あんまり行ってなかったんだ・・・

ホント、こんな状態、早く気付いて手術出来てよかったよ~~~


やはり五右衛門の場合、5年以上経っている割にはとっても運がよかったのです。



お友達みなさん、ご心配をおかけしました。5日後には退院予定。ホッとしました。

担当医の先生によると、抜糸はホームドクターでしてもらえばいいとのこと。


五右衛門の場合、この後の再発や合併症などは無いと思いますが・・・わかりません。

今までと同じものに加えて、総胆汁酸の検査は定期的にしていきたいと思います。



そして、今さっき担当医から電話が入りました。

丸1日経った今も、特に変わったことも無いということでまたまたホッとしました。

ゴハンもいつものウェットフードだったようで、しっかり食べたそうです♪

そして人見知りをしない子ですね~とも言ってくださいました。

そうなんです!五右衛門は見かけによらず、へこたれない強い子なんです!

おとなしくてぴーぴーも言わず、誰にでもなついているそうです。

きっと看護士さんとじゃれて遊んでいるに違いない。(まだそんなわけナイ)

この調子なら、予定通り土曜の午後に退院できそうだって~バンザイです♪

本当にホッとしています。

(小次郎は家でへこたれてますけど・・・)


診察時間内ならいつでも面会はOK。行こうかどうしようか・・・

せっかく静かにしているのに~またぴーぴー言うよりは、行かない方が傷にもいいのかも。

それとも顔だけでも見せた方がいいのか?仕事もあるし(さんざん休んだし)迷うところです。

先生は毎日電話をくださるそう。もしも面会しなくてもあと3日、いや2日のガマンです。

でも行きたい~五右衛門の顔が見たいよ~



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門脈シャントの検査

つい最近、浮上した五右衛門の門脈シャント疑惑。ついに決定的になってしまいました。

カテゴリーも新しく作って、いくつかの記事も書いてきましたよ。


本日、めでたく手術が終了いたしました。

言い忘れていたお友達、内緒にしていたわけじゃないのよ~バタバタしていて・・・ごめんなさい。

無事に終わってからでないと、記事を書く気にはなれなかったんです。



まず、門脈シャントという病気については知らない方も多いと思うのでそれを書きますね。

記事も長いしけっこう難しいので、興味の無い方は飛ばしてくださいね。


病院で待っているとき、お話をしてくださったバニラちゃんのママ、拍手コメもありがとう♪



私が調べたところ、門脈シャントとは肝臓(かんぞう)に関係する血管の形成異常です。

小型犬に多く、人間には無い病気です。

とてもフクザツなので、私の勝手な脳内変換で簡単に説明します。


元々、肝臓で作られた胆汁(たんじゅう)は、消化を助けるため胃や小腸や十二指腸に運ばれます。

胆嚢(たんのう)にも貯蔵されます。この胆汁(主には胆汁酸塩)の役目は脂肪の分解です。

消化に使われた胆汁の大部分は小腸でまた吸収され、門脈(もんみゃく)を通って肝臓に戻ります。

そしてこのとき、肝臓に栄養成分も運ばれるのです。

さらに肝臓は胆汁内のアンモニアなどの成分を、無毒化するという作業も行います。


門脈は普通、静脈とはつながっていないのですが、シャント(バイパス)の近道によって

間違ってつながり、肝臓を通れず処理されなかった有害物質が体内をめぐってしまいます。


つまり、シャントがあると胆汁を含む門脈血が漏れ出てしまい、肝臓に栄養が行かない。


それゆえ、門脈シャントがある子は普通、食べた後吐く、体重が増えない、元気が無い、フラフラする

などの症状を持ちます。検査をするとアンモニアが血液中に見られ、肝臓も小さいのです。

そして処理されないアンモニアと尿酸のせいで、尿酸アンモニウム結石が出来やすくなるそうです。

この結石を見つけることが病気発見の始まりになる子も多いとか。


門脈シャントは後天性のものもありますが、大体は先天性の異常。

多くは1~2歳くらいまでに症状があらわれて、検査の結果発見されます。

重篤だと、発見されないまま亡くなってしまうパピーもいると思われます。


五右衛門のここに来るまでの出来事を思い起こすと・・・

3月の恒例の血液検査では全く何も無かったのですが、7月末にいきなりぶっ倒れてしまい病院へ。

その時のハミング動物病院での血液検査で、肝機能のALTに高い値が見られました。

ALTとは、GPTの最近の呼び名。血液中の肝酵素の数字で、高い値は肝機能障害を表します。


もしかしたら・・・門脈シャントの疑いありと言われ、さらに総胆汁酸の検査をしたところ

すごく高い値が出ました。まず1回目は「130」

これで疑いが確定し、2回目は食前と食後2時間の検査をしました。

これが「300.3」と「291.6」

でも私はまだ疑っていて、もう一回全ての血液検査をしてもらいました。

3回目は、「190.5」と「194.8」 驚いたことに、この時点でALTは範囲内に戻っていました。

総胆汁酸って普通は25以下。30とか50の場合はまた他の病気の可能性。

100以上は門脈シャントの疑いがかなり濃厚とのこと。



最初は五右衛門には本やネットで読んだような兆候は無い。

うそでしょ?たまたまでしょ?何かの間違いでしょ?って思いました。

だってもう5歳だし体格もいいし、脂っぽいもの食べても吐くとか無いし。

元気もあるし、血中アンモニア濃度もほぼ普通です。


でも、ハミングのS先生は「総胆汁酸の数値が高いから絶対シャントがある!」と。

S先生によるレントゲンとエコーでの診察。結果は?でした。

肝臓は特に小さくは無い、肝硬変も無いし門脈も特に細くなかったという大丈夫な結果。


しかし「必ずシャントがあるはずだから早くCT検査をしたほうがいい!」とS先生。

早期発見なら手術で治るけど、遅いと予後がかなり難しくなるそうです。


秋になってからでいいんじゃ?って思っていたけど、段々不安になった私。

こうしている間にも、どんどんシャントを通って体中に門脈血が流れているかも。。。

これはのんびりしてる場合じゃない~と思いました。

日本動物高度医療センターと迷いましたが、特に門脈シャントの症例を多く扱っているという

なりた犬猫病院にしました。もちろんCTもMRIも完備。

S先生が手術の立会いもしたことがあるという病院です。




さて、ここからが本題。9月6日の本格的な検査についてです。


朝、9時前に家を出て、10時半頃、愛知県半田市のなりたさんに到着。セントレアの方です。

混んでます。
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廊下に面した診察室は7つ。獣医さん11名、看護士さんは17名の大所帯。

診察室って一部しか使われていないのが普通ですが、ここでは7つすべてが稼動していました。
順番に診察されていき、さらにどんどん新しくわんにゃんたちがやってきます。
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五右衛門を担当してくださる先生は、相当のベテランのようです。

問診と診察のあと血液検査。そして麻酔をかけ血管へ造影剤を入れての腹部CTスキャン。

倒れたということを考慮して、脳のMRIもやった方がいいとのこと。

ま、これは麻酔の状態を見ながら、余裕で出来たらやるということです。






腹部CTの結果、五右衛門にはやはり門脈シャントがひとつありました。

心配していたけど開腹検査をするまでもなく、はっきりと写っていました。

今はCTもすごく良くなっているのかも。


でも脳のMRIでは、特に何もなかったそうなのでこれはよかったです。

PC画面のCT画像を見せていただきながら、先生の説明を聞きました。

五右衛門の病名は、門脈シャントの中の『先天的 肝外性 左胃静脈-後大静脈シャント』

たぶん小型犬の先天性の中で一番多いタイプ。

さらに副産物の尿酸アンモニア結石のすご~く小さいのが膀胱に数個あるそう。

結石はこの大きさなら、普通に排出されるとのことで、ホッ。

素人の私にも、血管や内臓がしっかりと写っているのがわかります。

これがにっくきシャント血管か。。。こんにゃろ~


なぜ5年以上も症状が出ずに普通でいられたか?というと、シャントの位置が幸いしたようです。

五右衛門のシャント血管は横隔膜に圧迫されて折れ曲がり、ほとんど使われていなかったようなのです。

そのため、普通あまり使われずに細くなってしまう門脈は普通の太さに発達していました。

だから肝臓にも栄養が運ばれて、ちゃんとした大きさになっていたんですね。

アンモニアの値も高くなかったのは、きっとそのおかげです。

門脈が細くシャントの方が太い場合もあるのに、これは本当に不幸中の幸い。

S先生が特定できなかったのもこのためだと思います。


早期発見も入れると、不幸中の幸い中の幸いです。

しかしこのところたぶんシャントが使われている。急に悪化している。

これは手術は早い方がよい。というわけで五右衛門の手術が決定しました。

不正なシャント血管を閉じる手術を行います。おまかせコースです。


まだ少しボケボケと眠そうな五右衛門を連れて、家路に着いたのが6時半過ぎ。

家に帰ったのは8時を回っていたのでした。


手術までの食事はお肉や魚はやめて、野菜を中心にというご指導でお薬も出ました。

もちろん、カリカリのフードもやめておいたほうがいいそうです。

ただずっと与えている、病院で買っているウェットフードはあげてもよいそう。

肝臓のダメージが無いので、消化のよいフードなら食べてもいいのだそうです。


今思えば、パピーの時は成長も悪く、確かに小さくて食欲も無く貧毛だった。

元気はすごくあったけど、低血糖の症状も一度ありました。生後3ヶ月の頃に今の

ウェットフードにしてからは、ぐんぐん大きくなりましたし少し太ってきました。

あのときすでにシャントが存在していたかと思うと、ゾ~とします。



今回・・・友達とも話しましたが、シャントがあってよかったのです。

シャントが見付からないと、開腹して肝細胞の生検などをして他の原因を探すことになります。

(ここの病院では肝生検は開腹ではなく、穴を二箇所開けての腹腔鏡によるもの)



パパによると今日の小次郎は落ち着かず、ゴハンもロクロク食べなかったとのこと。

あんた、病気でもないのにそんな弱いことでどうすんのっ!



私に出来ることは、手術の予約とその成功を祈るのみです。あとお支払いだわね。

プラス寂しがりの小次郎の心のケアも。



次の日報告がてら、なりたさんから預かったモノをハミングさんへ届けに行きました。
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全くぬかりなく、すでに電話で詳しい結果報告が入っていました。


そして、5日後の今日、手術となりました。

手術についてはまた書きます。現在まだ入院中



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ベジタリアン

門脈シャントの検査を終えて、先生の指示で五右衛門はベジタリアンに変身
回復するまでの間、大好きなお肉の禁止令が出てしまいました・・・

今日はかぼちゃ、さつまいも、おコメ、トマト、お豆腐など。
いつものウェットフードはOKなのですが、大事をとって少量にしておきます。
ベジタリアン0907
小次郎もしばらく強制的にお付き合いすることになります

検査の記事は、すご~くすご~く長くなるので、まだ2~3日かかります



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五右衛門のその後 PART3

オリンピック、日本の選手は頑張っていますね~

今も、女子バレーが接戦の末、中国に3-2で勝ちました!

こないだも、おもしろかったので卓球をついつい夜中まで見てしまいましたよ。



先日より、門脈シャントなどという聞きなれない病気の話で驚かせておりますが・・・

ご安心ください、みなさんのおかげで五右衛門はめちゃめちゃ元気です♪


今朝、五右衛門のゴハンのコトとか、普段のコトを先生にお聞きしました。

こないだはショックで、検査の話しか聞いてこなかったのでした。


先生がおっしゃることを要約すると・・・

今回、病気の疑いが見付かったのは、超~早期発見。

ま、言ってみれば朝礼でバッタリ倒れたおかげ。

それが無かったら、まだ気付いていないはず。

この病気は、全然気付かず普通に生涯をまっとうする子達もたくさんいるらしいです。

五右衛門の場合、肝臓のダメージが全く無いので食べ物も今までと同じでいいし

走ったり遊んだりも、お散歩だって今までどおりでOKです。

旅行だって行ってもいいですよ~普通と同じです。



なんだ~そっか♪過保護になるところでした。抱っこばかりしていました。

病気の疑いがあっても、もしも本当に病気だったとしてもいつも一緒だよ。



というわけで、どうしようかと心配していたトリミングも普通に行って来ました。

今日は、シャンプーとお顔のカット。しっかりお昼ご飯を食べさせてから連れて行きます。

五右衛門のテンションは前回と変わりなく、アゲアゲのしっぽフリフリでした。

それに比べて小次郎はいつもおとなしめです。すぐに私のおヒザに来ます。
まるでダッコちゃん、そういえば見た目も似てる。え?知らない??
ごえこじ0807A

いつも落ち着きの無い五右衛門も、おやつのためならお手も出来ちゃいま~す!真剣!
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おやつGET!ありがと~小次郎は何もせずにおやつだけはちゃっかりGET!
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今している、革製のハーフチョークが痛んできたので、新しいのを注文しました。
とっても使いやすいので、次回も全く同じものです。色も一緒ですよ♪


家に帰ったら、お散歩がてらお友達が寄ってくれたので少し遊んだんです。
この頃よく来てくれる、すぐ近くのクー・ミミ・ナナ・ココ・テテの5ダックス。
クミナコテ0807b
またおいでね~♪


もう(人間で言うところの)低血圧みたいな五右衛門を朝のお散歩には誘いません。

あと、こまめなゴハン。そこんとこだけ少し気をつけていきたいと思います。



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五右衛門のその後 PART2

お友達のみなさんにはご心配をおかけしております。

今日、電話で検査の結果を聞きました。かかりつけのハミング動物病院です。

それがあまり良くなかったのです。。。

先生は「きちんとお話しするので、出来れば病院の方へ来てください」と。

パパにも一緒に話を聞いてもらおうと思い、一緒に病院へ行きました。

この頃あまりかまってやってなかった小次郎も連れて行きました。

日曜なので混んでいましたが、待っている間も五右衛門は元気♪

お隣のネコちゃんやうさぎさんに、ちょっかいを出していましたよ。

受付のお姉さんが見えると、シッポもフリフリ、いつもとなんら変わりが無い。


今回検査した、食前食後の総胆汁酸の数値は、共にビックリの300近くでした。

私が想像していたよりずっと多い。こないだは130でも多いって言われたのに、また増えてる。

こないだのは何かの間違いかも?って思っていたのに、大はずれ。。。

ただしアンモニアの数値は普通よりもほんの少し多いかも?くらいのものでこれはよかった。

私が調べたところでは門脈シャントの場合、総胆汁酸は食前が低い数値で食後2時間が高くなる。

アンモニアも処理できずに高い数値が出る、というもの。

五右衛門の場合、総胆汁酸値は食前食後共に高くて前後の変化なし。

共に高いのも文献と違うし、アンモニアも高くない。

しかしそれは先生によると、病気を判断する場合の理想的な数値であって、必ずしも
そういう値が出るものではない。総胆汁酸が高いので、やはりシャントの疑いは濃厚とのこと。
なぜ食前の値が高いのかはわからないんだそうです。

そして先生によると、五右衛門の場合(今のところ)肝臓の大きさが普通であると。

これは、まだ症状がほとんど出ていないということで、シャントがあるとしても細いかも。

小次郎が以前、ヘルニアの疑いのときに撮ったレントゲンと比べて見せてくださいましたが
おっしゃるとおり、肝臓の大きさはそれほど違わないように見えました。

小次郎の肝臓が肋骨3本分、五右衛門は肋骨2.5本分くらい。
大きさ的には特に問題なし、エコー検査でも特に肝硬変の所見は無かったそうです。

ということは、肝臓が働いていないわけじゃない。

すぐに命の危険があるわけではないようです。少しホッとします。



じゃ~五右衛門の場合、この後どうするのか?

先生によると「シャントの確定診断は開腹してみないと出来ない。前検査でCTもあるけど
大きいシャント血管は写るが、結局開腹しないと小さいものははっきりわからない」んです。

先生からもお聞きしましたが、素人ながら自分でも色々調べてみました。

同じような経験をしている方がとても多くて、たくさんのブログも読ませていただきました。

開腹検査をする場合

1.シャントが無ければ肝生検のため肝臓の一部を切り取って終わり。

2・シャントを見つけたらその場でシャント血管をゆるく縛ってまず終わり。
  後日、様子を見ながら再度の手術で完全にシャント血管を閉じる。再度が一度とは限らない。
  今まであった血管を無くすことによって、高血圧や腎不全になるリスクもあるし
  一度完治してもまたシャントが出来る(再発する)こともあるらしい。

3・肝内シャント及び多発性肝外シャントの場合は、まず外科的な手術が出来ないため手術せずに閉じる。
  この場合は食事療法しかない。一生お肉系のフードなどを食べられない。

考えれば考えるほど恐いのですけど、何年もほうっておくと必ず肝硬変になるそうです。

ハミングの先生は、五右衛門は肝臓が普通であるから、シャントがあったとしても、一回の手術で
縛ることが出来るかもしれないと言われました。

そこにかすかな希望を感じます。


県外ですが、東海地区でこのCT検査及び開腹検査及び手術が出来る病院を教えていただきました。

CTだけなら市内にもありますが、その後開腹になるかもしれないし、だったら最初から同じトコで。

門脈シャントの検査や手術に多くの臨床経験を持っている病院の方がいいだろうと思います。

ただし、今のところ肝硬変が無いので、大急ぎで行かなくてもいいようです。

もう少し涼しくなってから、あとひと月かふた月後に予約してから、という結論になりました。

パパも真剣に聞いてくれて、私ははっきり言って肩の荷がちょっと下りました。

今まで全部一人で聞いていたから・・・



ただし。。。この門脈シャントの疑いは、今回の倒れた発作と関係あるのかわかりません。

ということは、今のところ引っかかってこないけど、何か隠れた病気がまだあるかも?

でも、まあそれはあの後、すっかり影をひそめているので、気にしないことにしなくてはいけないのです。


まずは、目の前のコトから・・・そうするしかない。

倒れてからの五右衛門は、それはそれは甘えん坊さんになってしまいました。

私がいつも顔色を伺うというか、いつも注意をしているしすぐ抱っこをしてしまうから。

心臓の鼓動もしょちゅう確認しちゃいます。

脳障害の可能性も無きにしも非ず・・・と、思うので(先生はたぶん大丈夫といいましたが)

まっすぐ歩いているか、ふらつきは無いか、などついついずっと見てしまいます。


まずは、10月くらいにCT検査です。

とりあえず、今は食事をきちんと摂って、体力を付けておくようにしたいと思います。

あとは小次郎もいることですし、なるべく普通の生活を心がけたいです。

今までは自分の方が甘やかされていたのに、なんか変だ!って思っているはずだから。




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五右衛門のその後 PART1

心配しながら過ごす日々はつらいもの。

しかし、あれから五右衛門は日曜朝の意識不明状態が嘘のように元気になっています。
朝からカリカリも食べてくれました♪
五右衛門0803

心配して、電話やメールを下さったお友達に感謝します。

なんとなく掃除機もかけていなかったためなんとなくほこりっぽい。
いや、いつものことか??

今日金曜は、久々の平日のお休みなので、恐る恐る掃除機をかけてみました。
ボクサーのように軽いフットワークと、元気な吠え声も出ました。
掃除機0803

昨日の木曜に、レントゲンとエコー検査をしましたが、結果は異常なしでした。

異常無しということは、門脈シャントでよく見られる「肝臓への血流不足による小さい肝臓」
という所見が無かったということ。

あとは、食前と食後二時間の血液検査(血中の胆汁酸&アンモニア)の結果だけです。
食後に増えていたらよくないんです。
これが悪かったら、血管の造影へと検査は進んでいくでしょう。

こんなに元気なのに・・・あれは何だったんだろう?

検査結果、早く出て欲しいような、出て欲しくないような・・・

ここんとこ、ネットで色々調べる日々が続いています。
門脈シャントにも色々あります。
そして、似たような症状を起こす病気も多々あり・・・

それぞれに外科的治療、内科的治療があるようです。

あ~やっぱり早く結果が知りたい。


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門脈シャントの疑い・・・

いつもと同じ、日曜日のはずでした。


日曜日、朝起きたら曇っていたので、久しぶりに朝散歩に行こう!

と思い、ダラダラしているごえこじに声をかけて玄関に向かいました。

時刻は7時半くらい、ふたりとも大喜びで付いてきたのですが。。。

廊下歩いてる時、ズルッドカ!・・・って音がして、五右衛門が私の足元で転んだ。

え?なんでこんなとこで転ぶの?って思って、下を見ると起きない・・・

目を見開いたまま倒れている。

最初は冗談で死んだふりしてるのかと思いました。

五右衛門~どうしたの?って起こそうとしたら、意識が無くて身体が硬直してる。

転んで頭を打ったんだ~って思いました。

全く起きる様子無し。ウワサに聞くてんかんかも・・・でも痙攣していないし。

今思うと、昔小学校のとき朝礼でバッタリ倒れたクラスメイトのようでした。

も~ビックリして、薄い布団にくるみハミング動物病院へ向かいました。

あせって何も言わずに出てきたけど、パパはまだ二階で寝ている。

そういえば小次郎が玄関ホールに置きっぱなしだけど、ドアは開いてるから部屋も入れる、大丈夫。

きっと散歩、置いていかれたと思っているんだろうな。。。ゴメンよ!

散歩に行こうと思っていたから、エプロンのポッケに携帯電話も入っていました。

信号で停まった時、先生がいなかったら困ると思い、病院へ電話をしました。

すぐ先生が出てくれてホッとしたけど、アワアワしてうまくしゃべれませんでした。

ニュースでよく聞く「意識不明の重体」という文字が、頭の中をグルグル。。。

車の中では救急患者に対応する救急隊員のように、ずっと声をかけていました。

「五右衛門~五右衛門~わかる??おかあさんだよ!五右衛門~起きて~」って。

もうホント、ダメかと思いました。全く動かず、半分泣きながら声かけ。

二個目の信号くらいで、頭が動いた。

お~生きてる~~~

ひざの上でむっくりアタマを上げました。

だけど、ゼイゼイハアハアしてる、すごく息が苦しそうでした。

こ、これはたぶん心臓発作だ、でも咳とか全く無かったしおかしいな~とも思いつつ・・・

こないだお友達にも小型犬はこの頃心臓悪い子が多いって聞いたばかりです。

病院に到着してすぐ先生の診察を受けました。

「おかしいです。心臓の動きがすごくゆっくりです、普段の三分の一です」と先生。

さらに「不整脈があるといけないので、心電図をとります」とすぐに心電図を。

「波形がおかしい、ドキッの前にあるはずの小さいやつが無い」って。

しかも100以上あって普通の心拍数が、40しか無い。

こういう波形は、予備の装置が心臓を動かしている状態なんだそうです。

呼吸もまだ少し荒くて苦しそうです。

そして緊急に血液検査もしました。苦しそうな呼吸も少し収まってきています。

すぐに出た血液検査の結果は、胆嚢&肝機能で高い値↑が付いてます。

さらなる検査が必要らしいです。ALTが規定値の上限の2倍以上。

しかし緊急の手術や治療を要するものでは無いとのこと。

ちょっと安心しましたが、さらなる検査とは「門脈シャントの疑い」でした。

この検査は、血液中の胆汁酸の数値を計測するものです。外注なので結果は後日。。。

私は門脈シャントや心臓病の色々な症例を聞きながら、五右衛門が倒れてから

病院に到着するまでの様子を先生に話しました。

突然倒れたということで、脳かも?という疑いもあり、手足や瞳孔など色々な

反応も見ていました。そこは大丈夫。脳腫瘍では無い。

五右衛門の呼吸は相当落ち付いてきて、鼓動も増えてきたようです。

診察台の上で歩いたり、シッポも振れるようになってきた。

これが二時間経って、9時半くらい。

入院かと思ったら、家で様子を見ても大丈夫というまで回復したので連れて帰りました。

帰るときにはもう普通の診察時間になっていましたので診察室大混雑。

お金を払おうと思ったら、そういえばカバン無いから財布持ってないし・・・

他の患者さんもいたのですごく恥ずかしかったのですが、受付の方にお金が無いことを言って

後から尿検査の尿と一緒に届けることにしました。


この後、家に帰って少ししたら五右衛門がトコトコトイレに行ったので、すかさず尿採取。

テラスに出たがったので、恐る恐るちょっと出してみる。
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そしてパックのゴハンを食べさせてみました。少し食べたけど、途中でもういらないって。

尿は支払いのお金と共に10時半頃、病院へ届けました。

その場で出た結果は、糖がプラス。

ありゃ~糖尿病なんだ・・・と思ったら、ケトン体の数値がゼロなので糖尿病では無いと。

念のため何度か測らせてもらうため、3個の尿検査キットをもらって家路に着きました。

夕方、またゴハンを食べさせてみたら、すごい!いつものようにガツガツ食べました。

お~五右衛門が戻ってきている。
五右衛門0729

IMGP6364c


夜はちょっとドキドキしながら、いつものように就寝。

夜中も何度か覗いたけど、規則正しくお腹が動いてる。

息もしてるし、時々モゾモゾしてる~大丈夫。


月曜日、朝も普通に起きました。またまたホッ!ゴハンも普通に食べました。

私が見たところ、もう普通と全く変わり無し。

倒れたのがウソのように、ソファにも飛び乗ったり小次郎と走ったりしています。

夕方、朝の尿と夕方の尿を持って病院へ。糖はすでにマイナス。もう全く出ていませんでした。

木曜日にフルーツを食べたことを話すと「そんなのどんだけ食べても尿に糖は出ないです」だって。

関係なかったんだ・・・よかった。

倒れたことやなんらかのストレスによって、糖が多大に出てしまったものと思われます。

心電図もとってもらいました。異常な波形は治っていました。心拍数も130。

これが異常のままなら、循環器科の病院へ行かないといけないのでした。


火曜日の午後、病院から電話があり「業者から胆汁酸の数値が出てきました。

異常に高いのできちんと再検査をしたいです」とのこと。ガ~ン!です。

ちょうど、フィラリアとノミダニ予防のために行く予定だったので、話を聞きながらまた病院へ。

胆汁酸の検査は、食前食後のふたつの数字を見るそうです。

木曜に朝の食事抜きで(お弁当持ちで)改めて連れてくることにして、今日は終わりです。


門脈シャント(正確には門脈大静脈短絡)だったらどうしよう・・・実際、犬には多いらしいのです。

でも、五右衛門は5歳、もっと子犬ならわかるけど、今まで肝臓で変な値が出たことは無いです。

手術や歯石取りで全身麻酔も何度かやっているけど、特に覚醒が遅いと言われたことは無かった。

でも数字が出てる以上、何かあるかも。

実際、門脈シャントは一生涯ずっと気付かず、無症状の犬もかなり多いそう。

明日の検査、これがまた異常値なら、超音波検査、CT検査となっていきます。


尿糖と同じで、一過性のものでありますように。




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プロフィール

かずみ

Author:かずみ
静岡県浜松市の端っこの方に住んでいます
意外と食い意地が張っているというウワサ!!

活発で明るくマイペースな五右衛門
2007.2.27生まれ カフェオレ
(ミルク多めの・・・)
5歳半で門脈シャントを手術。
8歳で不整脈が発覚。

甘えん坊で少し神経質な小次郎 
2007.5.18生まれ ブラック
7歳のとき急性膵炎発症→完治

コメント欄は常時閉じていますのでコメントは拍手からお願いします。

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